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各国通貨の特徴


米ドル
世界の基軸通貨として、確固たる地位を確立している通貨。流通量は世界最大を誇ります。

世界情勢や政治的要因で動きやすいのが特徴です。

情報量が多いこともあり、FX(外国為替証拠金取引)を初めて取引する方には人気NO.1の通貨です。

ユーロ
ユーロは、1999年に欧州12カ国(欧州連合=EU)の統一通貨として発足。

2002年1月より実際の流通通貨として機能するようになりました。ドルの次に取引量の多い通貨です。

最近では外貨準備高をドルからユーロにシフトする国も多く、第二の基軸通貨としての期待も高まっています。

東京市場が終わり、ロンドン市場が始まる時間帯(16時前後)から動きが活発になります。

特にユーロ/ドル相場は、世界で一番取引量が多く、NY市場で発表される経済指標の結果などに

敏感に反応しやすい傾向があります。

豪ドル
高金利通貨の代表格。

スワップ狙いでFX(外国為替証拠金取引)を取引する個人投資家から絶大な人気を誇ります。

オーストラリアが資源産出国であることから、豪ドルは資源国通貨としても知られており

銅や金の価格に連動することがあります。

また、土地柄、干ばつなどの自然災害の影響を受けることも少なくありません。

オーストラリアの経済指標は10時前後に発表されることが多く

その時間帯に豪ドルは荒い値動きをすることがあります。

NZドル
豪ドルと並び高金利通貨としての知名度が高いNZドル。

スワップ狙いでFX(外国為替証拠金取引)を取引する個人投資家から絶大な人気を誇ります。

東京市場が始まる前の時間帯(6~7時台)にニュージーランドの経済指標の発表がある為

結果によっては、商いの薄いその時間帯に荒い値動きをすることがあります。豪ドルと似た動きをします。

カナダドル
カナダドルは、金、原油、石炭、木材など資源が豊富なカナダの通貨です。

資源国通貨として知られており、商品相場の影響を受けやすいという側面がありますが

同じ資源国通貨である豪ドルやNZドルと比べると資源価格の変動が通貨に与える影響は小さいと言えます。

その背景には、カナダがG7に参加する先進国の中で

唯一の財政収支・経常収支黒字を実現しているということが挙げられるでしょう。

そのため、カナダドルは比較的安定した通貨として、FX(外国為替証拠金取引)を取引する

個人投資家に人気があります。

英ポンド
英ポンドは、戦前には基軸通貨としての地位を確立していたものの

その後、国力の衰退などにより、ドルにその地位を奪われてしまった歴史があります。

英ポンドは、東京市場が終わり、ロンドン市場が始まる時間帯(16時前後)から動きが活発になります。

特に、17時~18時にイギリスの経済指標の多くが発表されるため、その時間帯の値動きには注意が必要です。

英ポンドの特徴は、なんといっても値動きが大きいことでしょう。

短時間に激しく動くこともあるため、短期間で大きな利益を狙うことも可能ですが

リスク管理を怠ると逆に大きな損失を出す可能性もあります。

南アフリカランド
ここ数年、個人投資家の間で注目が高まっている南アフリカランド。

スワップが高いことが人気の一因。

ダイヤモンド、金、プラチナといった資源の埋蔵量がトップクラスであるため

南アフリカランドはしばしば金をはじめとした商品価格の影響を受けることがあります。

ただし、政治リスクが高いことや、流動性が低いことなどには注意が必要でしょう。

ちなみに、南アフリカランドを英語で表記すると、略称(SAR)がサウジアラビアリアルと同じになってしまいます。

その為アフリカーンス語表記の略称(ZAR)が用いられています。

ポーランドズロチ
ポーランドズロチは非常に歴史のある通貨で、その起源は中世にまで遡ることができます。

2004年のポーランドEU加盟後も通貨統一が行われなかったため

現在でもズロチの取引は比較的盛んに行われています。

東欧通貨の中では最も流動性が高く、政策金利も高いことから

スワップ目的で長期間保有する個人投資家も少なくありません。

ユーロと似たような動きをする特徴があります。

メキシコ・ペソ
ブラジルのレアルと並んで、中南米を代表する通貨のひとつ。

地理的な条件からアメリカの政治情勢・経済動向に大きな影響を受けることがあります。

また、産油国通貨としてエネルギー価格の動きにも連動しやすいといった特徴があります。

他の通貨と比べて、相対的に対円での価格水準が低いため

1ポジションあたりの証拠金を低水準に抑えられるというメリットがあります。

その点が、FX(外国為替証拠金取引)を取引される個人投資家にとっては魅力の一つと言えるでしょう。

またボラティリティが低いため、積極的にキャピタルゲインを狙うよりは

中長期でインカムゲインを狙う取引に向いているかもしれません。

 


香港ドル
香港ドルは1983年以降、ドル・ペッグ(ドル固定)制を採用しています。

1ドル=7.8香港ドルを固定相場とした時代が続きましたが

2005年5月からは1ドル=7.75~7.85香港ドルの間での変動が認められています。

ただし、2005年7月の切り上げ以降に上昇を続けている中国人民元と比べると変動幅は小さく

2007年1月には香港返還後初めて、1香港ドルの価値が1元を下回りました。

なお、紙幣の発行は、香港金融管理局監督の下、香港上海銀行、中国銀行

スタンダード・チャータード銀行の民間3行が運営しています。